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機械知能システム工学専攻

設計生産工学大講座

 機械・構造物の性能、効率、精度、信頼性並びに付加価値の高度化を追求するためには、設計から生産に至るまで一貫したシステムの開発が必要である。このため、本講座では新素材を含む各種機械・構造用材料および機能材料のミクロ構造の評価と力学的解析、コンピュータによる数理的解析、材料の有効利用による最適設計、環境に配慮し、安全性・信頼性を重視した強度設計法などの設計システムの構築と、機械要素部材の環境問題を考慮した精密加工プロセスの最適化とその加工性評価を行うとともに、先端加工技術の開発と計測技術を統合した生産システムの構築に関する教育・研究を行います。

  • 固体力学
    [木田勝之教授、増田健一講師]
     各種荷重条件や種々の環境下における機械や構造物の部材に生ずる応力や変位に関する力学的並びに実験的解析及びコンピュータによる数理的な解析による、定量的強度評価並びに破壊機構の解明等に関する教育・研究を行います。
  • 強度設計工学
    [小熊規泰教授、笠場孝一准教授]
     新素材を含む機械・構造用材料や機能材料の強度および破壊機構のミクロとマクロを結合した基本的理論、強度設計データベースの構築、環境強度設計法、信頼性設計法などに関する教育・研究を行います。
  • 機能材料加工学
    [高辻則夫教授、會田哲夫准教授]
     各種構造・機能材料の特性改善と塑性加工プロセスの高度化に必要な、材料組織制御、塑性変形現象の解析、加工工具の最適設計及び応用に関する教育・研究を行います。

エネルギー・環境工学大講座

 熱及び流体エネルギーの高効率変換或いはその有効利用を目的として、エネルギー変換システムの基本的特性の解明、また、エネルギー消費による地球環境への影響や負荷の低減を目標とした教育と研究を行います。
 このため、本講座は熱工学、流体工学の2教育分野で構成される。熱工学分野では、熱エネルギーの発生、貯蔵、移動、変換過程における諸現象の解明とその応用のための熱力学、伝熱、燃焼、環境、熱計測等に関する研究、流体工学分野では、流体のミクロ或いはマクロな運動やそれに付随するエネルギー移動の解明とその応用、空力音を伴う非定常流動現象の実験的・数値解析的研究とその低減に関する教育・研究を行います。

  • 熱工学
    [手崎 衆教授、平澤良男教授]
     ミクロとマクロの熱力学、熱機関工学、燃焼現象の理解と応用、各種物質の熱物性値の解析及び計測、熱伝導の数理解析、相変化を伴う伝熱現象、潜熱蓄熱、自然エネルギー利用、地球環境等の熱エネルギーに関する教育・研究を行います。
  • 流体工学
    [川口清司教授、渡辺大輔講師]
     流体機械の内部流れと各種物体周りの流れにおけるミクロ或いはマクロな流動構造や、それに付随するエネルギー移動の解明とその応用技術、空力音を伴う非定常流動現象の実験及び数値解析による解明とその低減技術に関する教育・研究を行います。

機械制御情報工学大講座

 機械の知能化、マイクロ化及び計測・制御などの機械システム分野と計算機シミュレーション分野を有機的に融合した教育・研究を行います。
 このため、本講座は知能機械学、制御システムエ学、機械情報計測、応用機械情報の4分野で構成されています。すなわち、知能機械学分野では軽量化と高動剛性化を両立させた機構開発及び制御システムの設計に関する教育研究、制御システムエ学分野では、電気、油空圧制御機器、アクチュエータ及びセンサに関する教育研究、機械情報計測学分野では、光、超音波、電磁波等の物理現象を利用した計測により、材料の形状計測、変位計測、欠陥サイジング、材料の強度の評価等に関する教育研究、応用機械情報の分野では、計算技術・シミュレーション、及び知能化のための計算機のソフトウェアに関する教育研究を行います。

  • 知能機械学
    [木村弘之教授、関本昌紘講師]
     高精度・高速高応答化を目指す先端的メカトロニクスシステムの開発に必要な動的諸特性の解析とシステムの構成及び新しい機械システム要素の設計に関する教育・研究を行います。
  • 制御システムエ学
    神代 充教授
     電気・電子・油空圧制御システムやその他のシステム及び油圧機器やその他の機器の制御理論に基づく開発と解析に関する教育・研究を行います。
  • 機械情報計測
    笹木 亮准教授
    画像位置計測による大規模環境情報取得や、マイクロハンドリングのための微小力測定を目的とし、新たな計測手法の開発、計測システム構築、センサ開発等に関する教育・研究を行います。
  • 応用機械情報
    [松島紀佐教授、瀬田 剛准教授、Tatiana N. ZOLOTOUKHINA講師]
     シミュレーション科学として、機械工学で取り扱う、例えば分子原子のミクロレベルから航空機のようなマクロレベルまでの物理現象のメカニズム解明と制御のため、数値解析および計算機利用技術に関する教育・研究を行います。
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