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数理・ヒューマンシステム科学専攻

 現在、高度情報化社会の急速な進展の中、高齢化社会にも対応し、さらに社会一般の人々が安全でより快適に生活が出来るよう、より一層の環境整備が求められている。このような社会的要請に応えるため、本専攻では数学系、電気工学系、情報工学系および機械工学系の教員が連携し、マクロ的に生体系の機構に学びながら、人間工学の視点から我々の生活を豊かにするための各種機械機器システムやそれを制御するコンピュータを始め、高度情報・通信システムの開発やその基礎となる計算科学の専門領域を担う高度研究技術者を育成する。

  • 計算機基礎工学
    [廣林茂樹教授、参沢匡将准教授]
     計算機を活用する面でのソフトウェアの基本的開発、有効なソフトウェアを開発する基礎となるアルゴリズムの開発、解析及び計測システムにおける高度な信号処理解析に関する教育研究を行う。
  • 計算機応用工学
    [田島正登教授、堀田裕弘教授、稲積泰宏講師、村山立人講師]
     ユビキタスネットワーク時代における符号理論、暗号理論、情報セキュリティ、マルチメディアアプリケーション/サービスの品質評価・制御、高度道路交通システム、web画像データベースを利用した画像処理、ユーザビリティ、ネットワーク工学など、高度な計算機応用に関する教育研究を行う。
  • 視覚・感性情報工学
    [中嶋芳雄教授、田端俊英准教授、高松 衛准教授]
     人間の持っているしなやかで優れた感覚情報処理系である視覚・聴覚情報処理機構を基にして視覚情報工学、感性工学、パターン認識、色彩工学、CG・立体視画像の評価・分析、光視環境工学、交通視環境工学、都市景観照明、最近注目されている高齢者・色覚バリアフリー、視覚神経生理学、ニューロコンピューティング及び画像情報処理のハードウェア並びにソフトウェア等に関する教育・研究を行う。
  • 超高周波・光情報伝送工学
    [安藤彰男教授、菊島浩二教授、小川晃一教授、莅戸立夫准教授、藤井雅文准教授]
     高速光・無線・有線情報通信システムや情報伝送システムにおける信号分配合成、周波数変換、集中/分布定数回路網、多導体結合線路、計算機代数、光・電磁界時間領域シミュレーション、光集積回路解析・設計等に関しての教育研究を行う。さらに移動通信システムに関して、多重波電波伝搬、アレーアンテナによる適応信号処理、アンテナと人体との相互影響、システム設計と評価方法に関する教育・研究を行う。
  • 生体情報システム工学
    [唐 政教授]
     生体は、複雑な大規模階層システムであるが、その制御・情報処理機能に着目すると、神経系、免疫系及び内分泌系といった 3 つのシステムから主として成り立っていると考えられる。生体の神経系、免疫系及び内分泌系の持つ優れた制御・情報処理機能に学んで将来のコンピューター設計に役立てようという立場から、自然界に見られる生体特有の特徴や行動をコンピューターシミュレーションや人工システムを使って生体の行動や進化などの生体情報処理機構を解明すると共に、工学的立場から生物に着想を得た計算機構を発見し、生命の原理を利用した新しい並列検索、超並列計算機構、ロポット制御等の全く新しい原理に基づく情報システムの最新分野の教育・研究を行っている。
  • 生体情報工学
    [中島一樹教授]
     生体から発せられる各種の生体情報を無侵襲かつ無拘束に計測する手法の開発及び対象とする生体の状態を評価するための生体情報解析に関する教育研究を行う。
  • 知能システム
    [佐藤雅弘教授、Genci CAPI教授、酒井 充准教授、春木孝之講師、戸田英樹講師]
     シミュレーションによる工業製品の開発・動作確認、プラズマシミュレーション、パターン認識の理論と文字認識や文書画像理解、顔認識などの応用、ロボット、知能制御、知能アルゴリズム、マルチロボットシステムに関する教育研究を行う。
  • 数理解析学
    [山根宏之教授、久保文夫教授、池田榮雄教授、濱名正道教授、菊池万里教授、上田肇一准教授、出口英生准教授]
     コンピュータや通信技術等の先端技術の急速な進展に対応するため、数理モデルとそこに潜む数理法則を解析する立場から情報数理科学の研究を積極的に展開し、応用数理解析、確率現象解析、関数解析、非線形解析、整数論、確立過程などに関する教育・研究を行う。コンピュータを駆使して数理現象を解析する能力を備え、科学技術社会の高度情報化に即応し、研究開発能力を持つ人材の育成を目指す。
  • 固体数理工学
    [木田勝之教授]
     固体力学、計算力学、実験力学などの数理工学を基にして、新素材を含む各種材料及びそれらの複合材や機能性材料の物性、強度解析、更にこれらの材料を用いた機械、構造物、デバイスなどの力学的評価に関する教育研究を行う。
  • 材料加工学
    [高辻則夫教授、山田 茂准教授、會田哲夫准教授]
     多機能を有する新材料の加工法の開発と加工機能の解明によって、加工技術の高度化や加工品質の向上を図るとともに、超精密化と微細化に対応した加工システムに関する教育研究を行う。
  • 知能機械学
    [木村弘之教授、関本昌紘講師]
    知的能力を持ち、精緻な仕事のできる高度で精密な自動化技術・機械システムを創造するための新しい機構・アクチュエータなど基礎技術の開発、それらによる機械の構築及びその駆動動作や運動など、高度化された機械に関する教育研究を行う。
  • 機能制御工学
    [三原毅教授、神代 充教授、田代発造准教授、笹木 亮准教授]
    高速・高精度化、複合化したシステムの機能は非生体機能から生体機能まで広範でかつ細分化されてきている。この高機能化、多機能化に効率的に対応できる計測系、制御系を構成する要素とシステムの開発及び理論の確立を可能にする教育研究を行う。
  • 強度設計工学
    [小熊規泰教授、笠場孝一准教授]
    機械・構造用材料の強度及び破壊機構の解明、材料物性並びに強度のデータベースの構築と信頼性解析を通して、材料の最適使用法の確立と新しい機能性材料の創製、応用に関する教育研究を行う。
  • 数理構造学
    [藤田景子教授、阿部幸隆教授、浅沼照雄教授、藤田安啓教授、永井節夫教授、古田高士准教授、川部達哉准教授、木村 巌准教授]
    複雑で高度な科学技術社会を支え、信頼性を追求する数理科学の基礎理論を総合的に研究するとともに、数理現象の数学解析の手法を開拓する。数理構造解析能力を深め、数学的思考能力と論理構成能力に優れた専門家を育成する。
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